カブコム手数料改定後の優待クロス簡易判断フロー作りました

2019/12/6にauカブドットコム証券で信用取引手数料の改定のプレリリースがでました。簡単ではありますが、優待クロスする際の簡易フローを作ってみましたので、今回の手数料改定の概要説明と合わせて記事にします。

※2019/12/22更新 松井証券、SBI証券の手数料改定に対応しました

改定内容

プレリリースに詳細がかかれていますが、現状からの変更点をまとめるとざっくりこんな感じ。

  1. 信用取引手数料を無料に引き下げ
  2. 買い方金利を1%引き上げ
  3. 貸株料を1.5倍に引き上げ
  4. 品受/品渡に手数料が発生

1は単純に改善です。2はまあ優待クロス民はすぐ現引きすると思うので、影響は軽微でしょう。問題は3と4です。

3で貸株料が1.5倍となりますので、今までのように1,2か月前からクロスなんかしたら、かかる経費も1.5倍でかなりの額に(泣)
そしてとどめをさすのが4ですね。どうせ50円か100円くらいかと思っていたら、がっつりとるじゃないですかw

これどこかで見たことあるなと思っていたら、改定前のカブコムの信用取引手数料表まんまなのですよね。つまり信用手数料無料とか言っておきながら、結局は品受け、品渡しが事実上、信用手数料の代わりになっているわけです。これだけなら百歩譲ってトントンだなと思いましたが、3の貸株料引き上げもありますからね。カブコムだけで優待クロスしているユーザにとっては完全な改悪と言えるでしょう。

カブドットコムで優待クロスはどうすればよい?

基本的な優待クロスの仕方

以前twitterで言いましたが、信用取引手数料が無料になる代わりに品渡が有料になるのであれば、話は簡単です。基本的にはカブコムでは一般信用売りだけして、現物は他証券で仕入れたまま異口座クロスすればいいのです。

具体的には以下の流れとなるでしょう。

  1. カブコムで一般信用売りを入れる同時に他証券で現物を仕入れる(異口座クロス)
  2. 権利落ち日になったら、カブコムで信用売りを返済すると同時に他証券の現物を処分

この方式をとることで、旧式の優待クロスよりクロス経費を減らせるかもしれません。手数料が減って、貸株料が増えますので、どうなるかはケースバイケースですが、クロス期間が長くても割と改訂前後でトントンくらいにまで持っていけるのではないでしょうか。

注意点

手数料だけ見ると先ほどのクロス方法が一番良いですが、以下注意点もあります。

カブコムに現物をいれないため、信用余力を確保するだけの資金が余分に必要となる

現物を代用有価証券にできないので、信用売り分の信用力を確保するため、余分に現金が必要となります。

確定申告が必要となる可能性が高い

今まで確定申告していた方は何も問題ありません。問題あるのは確定申告してない、またはしたくない方ですね。

今まではカブコムで優待クロスをする場合に買いと売りを同数保有していたため、クロス解消するとちょうど手数料・貸株料を除き損得0となっていたのですが、新しいクロス方法だと、現物は別証券口座で仕入れますので、株価が変動すると、片方の口座に利益がでて、もう片方の口座に損失がでます。クロス時点からクロス解消までに、株価が10%動くことも珍しくありませんので、数万円単位でそれぞれに利益、損失が発生するということです。

確定申告したくない方というのはおそらく特定口座(源泉あり)を利用されているかと思いますが、利益が出たほうの口座は約20%税金が源泉徴収されます。確定申告して、損失出したほうの口座と損益通算すれば先ほどの約20%の税金は取り戻せますが、確定申告しなければ取り戻せません。そこそこ大きい額になりますので、はっきり言ってこの方式で行く方は殆どの場合、確定申告しなければだめですね。

カブコムの一般信用売りを使った優待クロス方式簡易判別フロー

簡単ではありますが、以下フローを作ってみました。

このフローのスタートは、カブコムで一般信用在庫が取れて優待クロスどうしようってなった時点です。
青が分岐で緑・橙がアクションです。橙の部分は色々な状況で判断となるので(手数料計算系は大変すぎるので)、今回は”・・で判断する”という内容に省略。

どうですかね。この通りのフローにならないことも結構あると思いますが、簡易判断フローとしては大体こんな感じでしょう?
昨夜ババっと作成したので、まだ粗いかな・・。追記・修正はしたいと思いますので、ご意見・コメントはどしどしお待ちしております。

さて、フローの説明をたくさんしたいところですが、今日はもうこの辺で。

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ABOUTこの記事をかいた人

30代某大手IT企業サラリーマン。 20代で社会保険労務士取得。妻娘の3人家族。爆益をあげているハイリスカー達を後目に、リスクを嫌い小銭を稼ぐ孤高の戦士。 2017年2月より株をスタートし、着実に収益確保。過去実施してきた財テクも含め情報発信していきます。